第1話 | コイルとは? | はじめてのコイルの話
はじめてのコイルの話とは
「コイル」と言っても、電気系の勉強をしてこなかった方にとっては耳に馴染みが少ないものだと思います。
ここではそんな方々に、少しでも「コイル」がどんなものなのか理解してもらえるよう、解説していきます。
コイルとは?
コイルとは、ひとことで言うと「針金などひも状のものを巻いたもの」となります。
広い意味ではバネなんかもコイルです。
コイルの原理
電線を巻いたものがコイルですが、これだけだとイメージがまったくわかないと思います。
簡単な実験をもとに、「コイルとは何ぞや?」を説明します。
エナメル線でリング状に作ったものが「コイル」です。
コイルには電流を流すと磁界が発生します。磁界が発生して、砂鉄が動いている動画です。
クリップモーターの作成
⇒材料は乾電池・磁石・クリップ・エナメル線があればOKです。
コイルから発生した磁界と、磁石から出る磁界が反発しあうことにより、動画のようにコイルがくるくる回る仕組みになっています。
コイルから発生した磁界にも向き(N極とS極)があり、この仕組みを電磁石と言います。
モーターはコイルから発生した磁界と、磁石の反発の性質を応用しています。
ピンとこなくても、「フレミングの左手の法則」や「右手の法則」といった言葉をなんとな~く覚えている方は多いのではないでしょうか。
ここでは「電子部品としてのコイル」を扱っていきます。
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はじめてのコイルの話
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