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はじめてのコイルの話 | 第3話 | コイルの働き【電圧変換】

はじめてのコイルの話とは

「コイル」と言っても、電気系の勉強をしてこなかった方にとっては耳に馴染みが少ないものだと思います。
ここではそんな方々に、少しでも「コイル」がどんなものなのか理解してもらえるよう、解説していきます。



コイルの働き(電圧変換)

第3話では「電圧変換」について説明していきます。

電圧変換とは?
電気の世界では電気の量を表す指標として電力W(ワット)というものが使用されています。
これは電化製品をよくみると書いてある”30W”(または30VA)というのが電力です。

電圧変換

この電力ですが、電圧(V)と電流(A)を掛け算した値になります。
例えば100W(ワット)の電力(エネルギー)があるとします。
同じ100Wでも、以下のように組み合わせは無限大です。
(電力W=電圧Vx電流Aより)

  1. 10A(アンペア) x 10V(ボルト) = 100W
  2. 2A x 50V = 100W
  3. 25A x 4V = 100W


そもそもなぜ電圧や電流を変えないとダメなのか?
どこにでもあるコンセントを例として説明します。
日本の場合、一般家庭のコンセントに使用されている電圧は「100V」になります。

コンセント

このコンセントに電化製品を繋げれば使うことができますが、使う電化製品ごとに数V~数100V以上と、モノによって全て違います。
コンセントの電圧(100V)を、それぞれの製品ごとに電圧変換してあげなければいけません。
この電圧変換にコイルが使われています

身近な電圧変換
身近な電圧変換
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